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ウィレム・ラチュウミア 45 それらの音楽の精神的な側面については、どうお考えですか? なかには、宗教的とすら 感じられるような深みをもつ曲もあります。 モンポウの音楽は、その禁欲的な性格を通じて、ある種の沈思へと私たちをいざないます。 晩年、その歩みをさらに進めた彼は、スペインの神秘思想家「十字架の聖ヨハネ」の讃歌か ら霊感を得たピアノ曲集《ひそやかな音楽Musica Callada》において、沈黙そのものを探 求してさえいます。このような宗教性との結びつきは、モンポウの作品に現れる鐘の音にも 指摘できます。セヴラックの創作の精神的な頂点をなす曲として定評のある〈リビアのキリ スト像の前のラバ引きたち〉でも、リビアの教会の鐘の音が、ラバ引きたちの祈りの狭間で 響きわたります。モンポウが、祖父の経営する鋳造工場で鐘の音を聞いて育ったという事 実も特筆に値します。彼は幼少期にずっと、まるで子守唄のように金属の響きを耳にしてい ました。この生い立ちゆえに彼は、鐘の音色をピアノで巧みに再現する能力を身につけたの です。

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