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46 カタルーニャ リビア… 遥かなる現前 鐘の音、子供たちの歓声、自然の音……。本盤に収められている喚起力に富んだ作品から は、実に多彩な音が聴こえてきます。これらの音は、どのようにピアノで模倣・再現されるべ きでしょうか? 全ては想像力のなせるわざです。私は日頃から自分の生徒たちに、単にそのまま音符を奏で るだけでは不十分であると繰り返し説いています。ピアノを鳴らすさいには、特定の音符を 前面に出しつつ、響きの背景を作り出さなければなりません。それは音色や空間化の飽くな き探究です。この空間化が響きの奥行きを生み、遠近感を演出します。 モンポウの音楽は音が少なく、無駄のない簡潔な語法で書かれています。したがって、限ら れた音をどのように空間の中に配置すべきかを心得ておく必要があります。とりわけ重要な のは、和音を観察し、共鳴を再現するために不協和な響きを生み出している“異質な音”を 見極めることです。そうすることで初めて、鐘の複雑な振動を音として聴き手に届けることが できます。なぜなら鐘の基音は、耳ではほとんど知覚できない様々なピッチの音波、すなわち 倍音を伴って響くからです。

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