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40 カタルーニャ リビア… 遥かなる現前 あなたはこれまで、アルゼンチンのアルベルト・ヒナステラ、ブラジルのエイトル・ヴィラ=ロ ボス、スペインのマヌエル・デ・ファリャの作品を録音しています。そして本盤は、もう一つ の“光の地”ピレネー山脈へと私たちをいざないます。なぜあなたは、このような“陽光に満 ちた”レパートリーに惹かれるのでしょう? ウィレム・ラチュウミア: カラフルな音楽が大好きだからです! カリブ海に浮かぶ島(フラン ス領マルティニーク)で生まれ育った私は、陽光あふれるものに本能的に惹かれます。とはい え、これまで私が発表してきた様々なアルバムのインスピレーションの源泉にあるのは、何よ りもまず「フォークロア」の概念です。私が組んだプログラムはどれも、民俗音楽を探求して 自らの音楽言語を通じて昇華させた作曲家たちの作品を軸としています。たとえばヴィラ= ロボスは、ショーロのみならず、ブラジルの文化遺産の一部であるアフリカ音楽からも霊感 を得ましたし、ファリャはフラメンコのコンクールを立ち上げました。彼らのアプローチは、バ ルトークや、私が過去に作品を録音したワーグナーの手法と相通ずるものがあります。もっ とも、ワーグナーは神話や宇宙論といった領域から、より多くの着想を得ていますが……。 いずれにせよ、彼らのような偉大な創作者たちが、自らのルーツを深く意識し、そこに新たな 意味や価値を与えたという事実は、私の心を躍らせます。本盤のために選りすぐった作曲家 たち――モンポウ、セヴラック、アルベニス――も、その例に漏れません。

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