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1993年生まれ。多彩な活動と旺盛な好奇心で聴衆を魅了するチェロ奏者ラファエル·ジ ュアンは、同等の喜びと情熱を胸に室内楽·協奏曲·即興演奏の世界を探求し、著名なコ ンサートホールや音楽祭の舞台のみならず、親密で型破りな会場やジャズクラブでも演 奏を重ねている。 これまで、フィラルモニー·ド·パリ、ブッフ·デュ·ノール劇場、メス·アルスナル·ホール、ウィグモ ア·ホールなどで演奏機会に恵まれるほか、フランス·ミュジーク、アルテ·コンサート、メディ チTV、さらにはフランス国内外の数多くの音楽祭(ラ·フォル·ジュルネ、ル·フェスティバル· デ·ザルク、ラ·ベル·セゾン、エヴィアン音楽祭、パブロ·カザルス音楽祭など)から招かれ演奏 を披露している。 自身の音楽活動の軸をなす室内楽にも情熱を注ぎ、2014年にトリオ·エリオス(Trio Hélios)を結成。同ピアノ三重奏団は数々の国際コンクールで入賞を果たしている。 メス音楽院のジャン·アドルフのもとで学んだのち、ブローニュ·ビヤンクール音楽院でグザ ヴィエ·ガニュパンに師事。その後パリ国立高等音楽院に進み、ミシェル·ストロース並びに ギヨーム·パオレッティのクラスで学んだ。2017/2018シーズンには優秀な若手奏者とし て、ゴーティエ·カプソンのマスタークラス(ルイ·ヴィトン財団主宰)の受講者に選出された。 その後、ベルリンのUdK(ベルリン芸術大学)にて石坂団十郎のもとで研鑽を積んでいる。 本盤の録音では、アントニオ·メネセスが所有していた名器「マッテオ·ゴフリラー」(1700 ~1710年ヴェネツィア製)、並びにラミー(息子)による1930年製の弓を使用。それぞれ、 寛大にもカナダ(ケベック州)の「CANIMEX INC.」社と「Drummondville」社から貸与さ れたものである。 51 ラファエル・ジュアン | メス・グラン・テスト国立管弦楽団 | デイヴィッド·レイランド

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