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37 ラファエル・ジュアン | メス・グラン・テスト国立管弦楽団 | デイヴィッド·レイランド 本盤では、生まれ故郷のメス·グラン·テスト国立管弦楽団と共演なさっています。指揮は、 同団の音楽監督デイヴィッド·レイランドです。同団とは、どのようなご関係ですか? ラファエル・ジュアン: 両親が同団のメンバーです。母はヴァイオリン、父はヴィオラを担当 しています。私は、このオーケストラの傍らで成長し、彼らのコンサートに定期的に足を運ん できました。メンバーのほとんどが知り合いで、なかには幼い頃の私を知っている人もいま す。私がエキストラ奏者として同団の公演に出演するようになってから、彼らとの絆はさらに 深まりました。実は私は、2023年にラ·ドルチェ·ヴォルタからリリースされた同団のアルバム 『Poétesses symphoniques』(指揮:デイヴィッド·レイランド)のレコーディングにも参加 しています。私自身はパリに住んで12年になりますが、18歳まで暮らして音楽を学んだメス の街には今でも強い愛着を抱いています。これまで私の演奏家人生の最も重要なプロジェ クトのいくつかは、シテ·ミュジカル=メスでおこなわれました。

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