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56 ショーソン / ラヴェル | ピアノ三重奏曲 ヴィクトル・メトラル ヴィクトル・メトラルは、パリ国立高等音楽院で三つの修士号(ピアノ、室内楽、声楽伴奏) を取得し、フランス国内外で演奏家資格と複数の一等賞を授けられた。幼少期から、ヴァ イオリニストの弟・ピアニストの妹とともに演奏を重ね、幅広いレパートリーを築いてき た彼は、その成熟した音楽性により、今日、同世代中もっとも優れたピアニストの一人と して注目されている。ロマン派作品の演奏で定評を得るいっぽう、現代曲の紹介にも情 熱を注ぐ彼は、あふれんばかりの霊感に富んだ、力強くも慎み深い音楽家である。 スタインウェイ・コンクール、マドレーヌ・ド・ヴァルマレート・コンクールで入賞。パリの FLAME音楽コンクール、ジュヌ・ソリストでプルミエ・グラン・プリに輝く。テレサ・ラクーナ・ ピアノ・コンクールでは第1位および審査員特別賞を受賞。パリのクロード・カーン・ピアノ・ コンクールではリスト特別賞を贈られた。 アルド・チッコリーニ、アルフレッド・ブレンデル、メナヘム・プレスラー、ジャン=クロード・ペヌ ティエら、偉大な演奏家たちからも薫陶を受けた。 エリック・タンギー、フィリップ・エルサン、ミシェル・ペトロシアンら、現代作曲家たちとも協 力関係を築いている。 フランス国内で精力的な演奏活動をおこなうかたわら、ベルギーのエリーザべト王妃音楽 大学(シャペル)、ウィーン、フィレンツェ、ドイツ、モロッコなど、世界各地へ演奏旅行に出て いる。
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