LDV153.7
135 アンドレ・イゾワール 彼の“ものづくり”への情熱はまた、音楽に おいても遺憾なく発揮される。全曲録音 活動の第2期、1980年代の終わり頃に、 イゾワールは録音技師イーゴル・キルクウ ッドの作業に全面協力し、マイクの設置場 所に強いこだわりを持つようになった。彼 の完全なる聴覚が生む効果には驚かされ る。「パイプ胴の音とパイプ口の音」を得る まで、彼は理想の状態を目指して複数のマ イクの場所を動かしていく。やがて、実に 素晴らしい結果が生まれるのだ!
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